急性腰痛症

筋肉 整形外科 日記

筋トレの調子はいかがですか?
私は昨日は背中の日でしたが、遂にデッドリフトの重量も落ちてしまい激しく悲しんでおります。
背中のトレーニング(特にデッドリフト)をしていると筋肉痛とは違う歩けなくなるほどの痛みを伴う事が一度はあるのではないでしょうか?
おそらく原因は急性腰痛症(俗に言うぎっくり腰)なのですが、今回は急性腰痛症の説明を簡単にしていきたいと思います。

まず最初に、簡単な解剖の話からしていきます。
わかりやすいのが人を縦に切って横から見た図(sagittal や矢状断といいます)なので、矢状断で説明させていただきますね。
↓矢状断の説明画像と腰の部分の矢状断

汚い絵と文字で申し訳ございませんが、ネット上の画像などを使っても良いのかわからないので自筆の画像で説明させていただきます 笑。
急性腰痛症と一言に言ってもその病態は様々で主に
①骨が傷んでいる(最悪骨折)
②椎間板ヘルニアになっている
③靭帯や筋肉が傷んでいる
の3パターンに分けられます。
腰が痛くなったら取り敢えず病院に行った方が良いよなどと言われるのはどの状態が原因かによって対応が変わることがあるからなんですね。
それではそれぞれについてサラッと解説していきます。

①骨が傷んでいる
若い人ではまず考えにくいですが、高齢者の場合は特に激しい運動でなく軽い運動でも骨折することがあります。
基本的にはまずレントゲン検査を行い、明らかな骨折があればオーダーメイドのコルセットを作成し、コルセットを約3ヶ月つけることになります。
約3ヶ月というのはレントゲンで見て骨がほとんど癒合すると判断できるまでの期間です。
当然ですがコルセットをまいて安静にする必要があり、放っておくと偽関節と言って骨がくっつかない状態になることがあります。
最悪の場合骨の間の脊柱管(図に赤い部分)を骨折した骨が圧迫すると神経障害(痺れが出たり麻痺症状が出ること)がありえます。
脊柱管の中には大切な大切な神経がいますので、脊柱管が侵される可能性がある場合は手術になることもあります。

②椎間板ヘルニア
椎間板(図の青い部分)が靭帯を突き破ることを椎間板ヘルニア(図の茶色い部分)といいます。
靭帯を突り、最悪の場合先ほどから登場している脊柱管を圧迫してしまう可能性があります。
凄まじい腰の痛みの後に足に痺れが出た場合はヘルニアが神経を圧迫している可能性があります。
残念ながらレントゲンではヘルニアは判断できないので、確定診断にはMRI検査が必要になります。
腰の痛みだけでなく、耐えられないほどのしびれや足の力が入りにくいなどの神経症状がある場合はMRI検査をお勧めします。
基本的にはヘルニアは吸収されることや神経が圧迫されている状態に慣れることから、3ヶ月程度で症状が消失すると言われています。
6ヶ月経っても症状が全く改善しない場合や痛み・しびれが激烈な場合、運動障害が著しい場合は手術が勧められます。

③靭帯や筋肉が傷んでいる
ほとんどのトレーニーが経験する痛みはこれだと思います。
レントゲンでは異常がなく、MRI検査でも少し信号変化がある程度です。
基本的には安静にする他ありません。
注意しなければならないのは、安静にしてましになったからと言ってまた元気にトレーニングしてしまうと傷んでいたところに痛みが再発することがあるので、痛みがなくなってからも徐々に重量を上げていく必要があります。

まとめ

痛みが出て病院に行ったけど何もしてくれなかったと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、治療が必要な状態の除外を病院ではしています。
痛みがあって痺れもある時や動かしにくい感覚がある時は、一度病院に行かれることをお勧めします。
なるべく痛めないよう正しいフォームで筋トレするのが1番ですね! 笑
一緒に筋トレ頑張りましょう!

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